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2005年11月30日 (水)

長石監督語録

遅ればせながら・・・・・

11月12日(土)に関西地区で行われた舞台挨拶の模様をレポートいたします。

全体レポートは公式HPにアップするとして、今回は長石監督にスポットを当ててみました。

長石監督、舞台挨拶では天才的な能力を発揮いたします。どんな状況においても

かならず観客を笑いの渦に引き込む才能・・・・・おみそれしました!

kobe1

京都

関西地区舞台挨拶、一館目はMOVIX京都からです。朝早いにも関わらず、多くのお客様にご来場いただきました。とてもキレイで新しい劇場です。

長石監督(以下:長)「朝早くからすいません」

MC「監督、なんだか眠そうですよ、目が覚めてますか?」

長「こんな顔なんです・・・」

としょっぱなから笑いを取る監督、でも狙っているわけではありません。

MC「今回、この映画を撮るに当たって気をつけた点がございますか」

長「お子様ランチは好きではないので、そうならないように気をつけました」

皆さん、この例えわかりますよね・・・・?京都の方々には伝わったようでした。

大阪

二館目が梅田ブルクです。一等地にあるシネコンで、この日も大勢のお客様が詰めかけくれました。舞台挨拶の回はチケットが即完売になったようです。

「仮面ライダーのTVシリーズは、大阪の人が盛り上げてくれました。大阪で関東の二倍以上の視聴率だったんですよ。本当に感謝しています」

長石監督、大阪の人には並々ならぬ思い入れがあるようです。監督のテンションは上がりっぱなしで、止まりません。

10月の東京国際映画祭で字幕がついているのを見てビックリしました・・・・今日はオマケでサービスいたします」

と言うと、黄川田さんの背中を観客の皆さんのほうへ向けました。この日、黄川田さんはバックプリントに蜘蛛の模様をあしらった革のジャケットを着ていたのでコレを痛く気に入った監督が、皆さんに見せたかったようです。

「皆さん見てください。ほら蜘蛛が入っているんです。ちょっとオシャレでしょう?」

「映画に関係ないじゃん」と黄川田さん、高野さんから突っ込みを入れられてました。

神戸

ラストは神戸です。シネカノン神戸という劇場で、非常にオシャレな雰囲気でした。

この館では二回の舞台挨拶を行いました。

長石監督は神戸の震災にも触れ「前に震災が来たとき、高速道路が横倒しになったり、街が燃えているのをみて、どうなることかと思いましたが、見事に復興して、人間のバイタリティーはすごいものだと感心しました。ボクらが『仮面ライダー』で教えてあげなくてはいけないことを逆に教えてもらった気がします」と締めました。これには観客の皆様から惜しみない拍手をいただいておりました。

そして監督が締めの挨拶「本当にどうもありがとうございます。神戸はいい街ですね、このすばらしい港町を皆さん、大事にしていってくださいね。私たちも映画を大切にして生きていきます。えー、お互い様ですね」と最後には笑いに変えていくあたり、さすが監督。

そして「最後に・・・彼のこの背中見てください」と、

まさか・・・

そのまさかです。

黄川田さんの背中を観客席に向けて「オシャレでしょう・・・これが言いたかったの。もう帰って寝ます、ありがとうございました」

暖かな笑いに包まれた舞台挨拶も終了となりました

11月 30, 2005 | | コメント (4) | トラックバック (3)

2005年11月26日 (土)

「スーツアクター」という言葉(1)

渋谷TOEI
初日。満員の渋谷TOEI。
渋谷TOEI
フォトセッション中の登壇メンバー。
渋谷TOEI
これが噂の「赤いマフラーが劇場いっぱい」です。

ファーストランの予定が終了。

もともとの予定では、昨日をもって千秋楽。でも本当におかげさまで、上映期間を延長する劇場や、新規に上映する劇場が続出!(→上映館情報
うっかり見逃してしまった方、もう一度観たい方は、この機会にぜひ!

ホントに皆さまのおかげです。せっかくなのでこのブログも、もう少し頑張って更新してみます。
じつはネタだけはいっぱいあるんですよね。厳粛な気持ちが前に出すぎたみたいで、「あんたの文章が硬すぎて、うかつに書けないじゃないか」と、他のライターからも不平が出てます。というわけで今回からはぶっちゃけモード。(^^;

ところで、このブログにお越しの方は、どんな気持ちで来てるんだろ?
と手がかりをつかむのに便利なのが、ココログ(このブログのホストです)のアクセス解析機能。
どういうワードやフレーズを検索して、来てくれたかがわかるのです。
言うまでもなく、「仮面ライダー THE FIRST」でお越しの方が多いのは当然ですけど、なかには「池脇千鶴」さんを検索してたどりついた方も数多くいたりして涙をそそります。役に立たない記事でごめんなさい!

と、まあこのようにココログの機能に助けられ、叱咤激励されながら、やっていきたいと思う今日この頃ですが、嬉しかったのがこの検索ワード。

マーク武蔵

マーク武蔵 マーク武蔵さんは、『Sh15uya』のピース役でおなじみ。って、『Sh15uya』がおなじみじゃないっすね(笑)。いま現在は『GARO』でも大活躍されています。
アクション監督横山さん率いるアクションチーム AAC のメンバーで、この映画では2号ライダーのスタントマンをお願いした方。

じつは「お面」をかぶってのお仕事はこれが初体験。
ご本人は、絵に描いたような好青年で、とにかく人がいいのです。アクションはピカ一だからこその横山AC監督の起用ですが、たとえマスクに顔を覆っても、全身からにじみ出る人の好さは隠せない。ちょっとニヒル(死語)な2号と、なじまないと言えばなじまないところもあるくらいに!

とにかく人に愛されるマークさん。「マーク武蔵」で検索されるのも当然。
もっともっと注目されていい人です!

11月 26, 2005 メイキング | | コメント (1) | トラックバック (4)

2005年11月14日 (月)

in 能代!

能代駅前
あいにくの雨にけぶる能代駅前。
ほとんど凱旋挨拶と化した関西挨拶については、あらためてご報告するとして——
11.13(日)、「加藤正人映画祭 in 能代」が盛大に開催されました。
ビビるほどの豪華ゲスト。当代を代表する映画人がズラリと揃い、『誰がために』のキャストからは池脇千鶴さんまでが駆けつけ——
——って、その同じ壇上に自分が立つことに、目まいするほどの違和感が……。

そもそも、なぜ能代で『THE FIRST』?
直接の発端は、本作の製作委員会の吉田順が地元出身だったこと。でもじつはそれだけではなく、長石監督ともども初代『仮面ライダー』の助監督をつとめていた方が市会議員にいらしたりと、何かと縁のある土地ではあるのです。以前の映画祭には長石監督が招聘されたりもしているとのこと。今回は監督がスケジュール的にキツいのと、私自身も体の半分は秋田でできてたりする(母方が秋田の出)のとで、お声をいただいたようです。

そして能代は熱いっす!

文化会館前 加藤正人さん以下、日本映画を最前線で深く考えている人たちの熱いメッセージは、能代の方々を燃えたたせたのではないでしょうか。
そんな熱い映画祭を開催できてしまう素地があること自体がすでに凄い。観客の方々の真剣さがひしひしと伝わってくるところが凄い。
日本映画を変えるノロシが、能代の地から上がる機運を確実に感じました。
NBA の田臥選手が能代工業出身ということで、「バスケの町・能代」という看板がそこかしこに見られましたが、これからは「ノロシの町・ノシロ」でお願いします!

とご挨拶のシメで言おうとして、すんでのところで思いとどまりました。いや、気持ちは本気なんですけど、とても座布団もらいに行けるムードではなく。(^^;

秋田県でただ1回の上映ということで、『THE FIRST』のためにお越しくださった方も多かったようです。十分な数を用意したはずのパンフも、なんと開場と同時に在庫切れしてしまったとか。 皆さま本当にありがとうございました。

11月 14, 2005 | | コメント (5) | トラックバック (2)

2005年11月 9日 (水)

初日舞台挨拶!!

初日舞台挨拶!!

赤いマフラーが劇場いっぱいに拡がった時は感激でした。

朝早い時間にもかかわらず、監督が言っているように、

仮面ライダーファンは熱い!!

渋谷では、沢山のマフラーに囲まれて、大泉では仮面を

被ったファンがいました。

嬉しいですね。

そして驚きです。

撮影中、取材と観て欲しいと訴えてきましたが、現実に

なって感謝です。

当日、カレンダー発売の握手会まで参加してくださった

方々ありがとうございました。

今週は、関西方面に行きます。応援宜しくです。

黄川田将也

11月 9, 2005 | | コメント (6) | トラックバック (11)

大ヒット御礼!?

ついにロードショーがスタート。

あらゆる予想を上回る動員数。
当たると思ってやってるわけですから、「嬉しい誤算」などというのは本末転倒なのですが(笑)、これも皆さまのご支援のおかげと本当に感謝しています。
それに、さすがは「仮面ライダー」というべきでしょうか。

本来はここで、東京国際映画祭とか初日舞台挨拶の裏話を書くべきところですが、あえて、超ディープな話をさせてください。
この映画の大ヒットをいちばん喜んでるだろう人たち──長石監督と同世代の東映の人たちのお話。

かつて『仮面ライダー』が世に送り出され、一世を風靡したとき、それを同時代感覚で見守っていた人たち。
そのとき子どもだった私たちの世代は、あくまでも視聴者側から見た感覚でしか『仮面ライダー』をとらえることができません。『仮面ライダー』は自分たちのものではない。だから、いざ制作者側に回ったとき、私たちには「My 仮面ライダー」をつくろうとしてしまう危険性がつねにつきまとう。仮面ライダーを自分のテリトリーに引き寄せようとしてしまう。けれども彼らは、もっと純粋な目で『仮面ライダー』を見ることができる。
なぜなら、彼らにとって『仮面ライダー』は、もともと自分たちのものだから。

長石監督はもちろんのこと、そうした人たちが陰に日向に支えてくれたからこそ、『THE FIRST』は真っ当な道を歩むことができたのだと思います。
忘れたくても忘れられない、3人の発言だけ紹介させてください。

プロジェクトが始動するしないという瀬戸際で───
ライダー映画といえば、石切り場のガケの上に、怪人軍団がズラリと勢揃いしたとき、あれは興奮したなあ! ああいうのをつくろうよ!

企画会議の席上、「変身!」がないと確認されたとき───
本郷猛が気合いを入れると、その証にベルトが回る! その気合い。これだけはお願いします

撮影所の予算会議にて───
長石監督に、『これでいい』と言わせたくない。『ライダーなんてこんなもん』じゃなくて、『ライダーはこうだ!』と言ってもらうのが俺たちの仕事なんだから!

それぞれ重責にある《いい年したオッサン》たちが、いつになく少年のように目をキラキラさせて言うのです。

ギリギリ、だったと思います。彼らが東映にいるからこそ『THE FIRST』はつくれた。そして彼らが東映にいるうちに『THE FIRST』をつくれたからこそ、作品はふしぎな普遍性を帯びる。「彼らの」でもなく「自分たちの」でもない、世代を越えた何かがそこにある。
リメイクでもオマージュでも「インスパイヤ」でも The Next Generation でもなく、THE FIRST。

私たちは、あらためてそこから出発しなければ。
彼らに負けないためにも!

11月 9, 2005 | | コメント (2) | トラックバック (21)